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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜

「悠希くん、ちょっと一旦冷静になろう。私もやりすぎちゃった、ごめん」
悠希もはっとして、手を戻しました。
「僕の方こそすみません。嬉しくて調子に乗っちゃいました」
「躰、ちゃんと洗おうか」
「そうですね」
性的な部分を除いて洗いっこすることを決めて、再開します。
「萩子さんは、何歳までご両親とお風呂に入ってましたか?」
暫くして、悠希が萩子の背中を洗ってあげながら尋ねました。
「小学生までかなー」
「お父さんともですか?」
「父とは、殆どないのよね。薄っすらと、幼少期に入った記憶があるぐらい。女の子だから一緒に入りづらかったのかも」
交代して、萩子が悠希の背中を洗います。
「悠希くんは?」
「小3か小4までだったかな?僕もお母さんと入った記憶しかないです。お父さんはいっつも遅かったから」
「そうなんだ」
「段々と裸を見せるのが恥ずかしくなって、一人で入り始めた感じでした」
その後は会話が途切れ、無言で躰を洗い合いました。ボディソープの泡が擦れ合う音が聞こえ、時折バスタブに雫が落ちる、ぴちゃんという音が響くぐらい静かでした。
そこに、ふたりの荒い息遣いが徐々に混ざり始めます。
手で躰を洗うという行為が、肌を撫で回すという、セックス前の愛撫と変わらないということをお互いに気付いてきました。
跪いて萩子の足先を洗っていた悠希が立ち上がり、萩子と向い合せになります。
「流します」
お湯を出して、躰の前側を流し始めました。ところどこ泡に隠されていた肌が露わになってきます。
前がきれいになったので、後ろを向こうとする萩子を悠希が引き止めました。
「このままで」
向かい合ったままでシャワーヘッドを持った手を後ろに回し、萩子の背中を流します。抱き合うような体勢になり、お互いの躰が触れ合います。
「泡落ちたか、見えないよ」
萩子が悠希を見上げました。視線が、すぐ近くで見下ろしている悠希の視線と絡まり合います。悠希の顔が迫ってきました。萩子が目を閉じます。
ふたりの唇が重なりました。
悠希もはっとして、手を戻しました。
「僕の方こそすみません。嬉しくて調子に乗っちゃいました」
「躰、ちゃんと洗おうか」
「そうですね」
性的な部分を除いて洗いっこすることを決めて、再開します。
「萩子さんは、何歳までご両親とお風呂に入ってましたか?」
暫くして、悠希が萩子の背中を洗ってあげながら尋ねました。
「小学生までかなー」
「お父さんともですか?」
「父とは、殆どないのよね。薄っすらと、幼少期に入った記憶があるぐらい。女の子だから一緒に入りづらかったのかも」
交代して、萩子が悠希の背中を洗います。
「悠希くんは?」
「小3か小4までだったかな?僕もお母さんと入った記憶しかないです。お父さんはいっつも遅かったから」
「そうなんだ」
「段々と裸を見せるのが恥ずかしくなって、一人で入り始めた感じでした」
その後は会話が途切れ、無言で躰を洗い合いました。ボディソープの泡が擦れ合う音が聞こえ、時折バスタブに雫が落ちる、ぴちゃんという音が響くぐらい静かでした。
そこに、ふたりの荒い息遣いが徐々に混ざり始めます。
手で躰を洗うという行為が、肌を撫で回すという、セックス前の愛撫と変わらないということをお互いに気付いてきました。
跪いて萩子の足先を洗っていた悠希が立ち上がり、萩子と向い合せになります。
「流します」
お湯を出して、躰の前側を流し始めました。ところどこ泡に隠されていた肌が露わになってきます。
前がきれいになったので、後ろを向こうとする萩子を悠希が引き止めました。
「このままで」
向かい合ったままでシャワーヘッドを持った手を後ろに回し、萩子の背中を流します。抱き合うような体勢になり、お互いの躰が触れ合います。
「泡落ちたか、見えないよ」
萩子が悠希を見上げました。視線が、すぐ近くで見下ろしている悠希の視線と絡まり合います。悠希の顔が迫ってきました。萩子が目を閉じます。
ふたりの唇が重なりました。

