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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜
「インスタントラーメンあるから、早速いっしょに作ろっか。野菜増しましで」
「はい」
萩子はベッドから降りると、脱ぎ散らかしていたふたりの衣服の中から自分のショーツを拾って履きました。
「昼ご飯食べたら、夜ご飯の買い出しに行ってくるわね」
「えー?せっかくの貴重な時間なのに」
悠希が不服そうな声を上げます。
「デリバリーにしません?今は何でも頼めますし。ファストフードでも」
「そうだけど、一応ちゃんと料理教室しなきゃだし・・・」
萩子は、こちらも楽しみにしていました。
「でも・・・。あ、じゃあネットスーパーはどうですか?駅前のスーパーでやってたはずですよ」
悠希が身を乗り出すようにして提案します。
(確かに。一度試してみたかったのよね)
雨の日など、買い出しを億劫に感じるときに利用してみようかと考えたことは多々ありました。
「じゃあ、そうしようかな」
「これで急ぐ必要ありませんね」
悠希はにっこりと笑います。
「まあそうだけど・・・」
ブラジャーも身に着けて、窓の方を見ました。乱暴に閉めた厚手のカーテンに少し隙間が開いていて、強い日差しが線となって差し込んでいます。天気がいい日は公園までウォーキングをして、その帰りに悠希がバイトするコンビニでお茶をするというのがほぼお決まりのパターンでした。健康と個人的な楽しみのためでしたが、そのひとつ、個人的な楽しみは既に達成できています。
(悠希くんが、今ここにいるからね)
「でも、こんな晴れてるのに家にいっぱなしっていうのも、不健康な感じしちゃうなー」
「健康ですよ。こんなに運動していますし」
悠希がにやりという嗤いに変えて、ベッドの枕元を指差しました。そこには、精液をたっぷり溜め込んだ使用済のコンドームが3つ転がっています。
「不健全ではありますけどね」
そう言うと素早くベッドから降りて、萩子の手から着ようとしていたスウェットを取り上げました。
「えっ、ちょっと、何?」
萩子の抗議の声を無視して、悠希は下着姿を眺めます。
「やっぱり、この下着、前の濃いめのピンクのより、好きだなー」
「そう?ありがと」
「大人の色っぽさというか、萩子さんのエロさを強調してます」
「えー?」
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