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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜
悠希のレジが応対している最中だったため、萩子は空いていたもう1つのレジに2種類の限定スイーツを入れたカゴを置きました。
「こんにちは。あと、レギュラーサイズのカップもお願いします」
「いらっしゃいませ。今日は、限定スイーツを2種類共食べるんですか?太っちゃいますよー」
松友が、商品のバーコードの読み取りをしながらからかってきます。
「違います!1つだけで、もう1つは主人用で持って帰ります」
最近は松友とも気軽に会話できるようになり、いつものからかう言葉に対して返せるようになっていました。
「長いこと迷ってましたよねー」
「えー、見てたんですか?」
「手を出したり引っ込めたり、見てて面白かったです」
「もう!どっちも美味しそうなんだから、しょうがないでしょ」
「それで、結局2種類買うことにしたんですね」
松友は笑いながら、レギュラーサイズのカップをテーブルに置きます。
「ご自身はどちらを選んだんですか?」
「主人が抹茶が好みなので、チョコのにしようかなと」
「それでしたら、ドリンクはいつもの甘いのではなく、こちらの方がおすすめですよ」
そう言って、レジ横の広告を指差しました。限定スイーツの写真の下に、店員のお勧めとしてそれぞれドリンクの名前が手書きされたPOPが貼られています。
「店長からの提案なんですけど、抹茶のは鮎川が、チョコのは自分が選んだんですよ」
「そうなんですね。じゃあ、苦いのは苦手なんですけど、松友さんのお勧めにしてみますね」
萩子は会計をしてお勧めのブレンドコーヒーをカップに注ぐと、いつもの席に座りました。
スイーツを一口食べて、コーヒーを飲みます。
(結構甘いから、苦くても気にならずに飲めるわね。味覚が大人になったのかな・・・)
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