この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
石川は 階段を降りた綾乃の姿をモニターの
中心へ、ピントを合わせ、歩いて来る綾乃の
姿をとらえ続けていた、公園の木々が強い
日差しを喘ぎり、アシスタントの和田の持つ
レフ版が綾乃の顔を浮かせ、潤んだ瞳で
歩いて来る綾乃の顔をアップで、
池に視線を這わせ、立ち止まる姿、
少し前屈みの横顔をアップで捉え

「 OK!!です 」

石川の声に綾乃の肩の力が抜けた

「 行きましょうか!! 」

遥が歩き始め 和田が駆け足で公園の
階段を駆け上がって行った、綾乃が階段を
昇り終え、目の前に車に乗り込み
車は、古民家の様な佇まいの平屋の前で止まり、
石川と小泉が先に降りて、玄関の前で
ビデオとカメラが車から降りて来る
綾乃の姿を捕らえようと構える

「 このまま、玄関まで歩いて 中に入って下さい 」

何時もの冷たい言葉使いで、遥が言って来る
綾乃は頷き、車から降りて、玄関へ向かった
石川のビデオは綾乃の歩く姿を捉え続け
綾乃は入り口の引き戸を開き、玄関の中へ
中で待つ男の姿を見た綾乃は思わず声を出した

・・・ご主人様・・・・
/430ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ