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奥深くナカに注いでください…
第13章 【私には妻も子供も居るのに教え子と快楽に堕ちていった…】

そんな矢先に突如、赤城は学校を休みがちになった
おいおい、不登校とかやめてくれよ
家に電話したら本人が出て、出席するのはテスト期間だけと、進級出来るスレスレの出席日数だけで良いと言う
それじゃ話にならないから、一度ご家族と会わせて欲しいと願い出た
夜7時以降にならないと帰って来ないらしい
父子家庭か……色々あるよな
家庭訪問する日になり、インターホンを押すと町工場のような作業服を着た父親らしき人が出迎えてくれた
「お父さんですか?」と念の為に聞いたがやはりそうらしい
結構遅めのお子さんだったのかな
髪は白髪混じりだし還暦は過ぎてそうな見た目だった
立派な戸建てだ
失礼だがあまりにも小汚い格好だったので驚いてしまった
今は2人暮らしで、部屋に籠もっていると言う
いわゆる、年頃の反抗期というやつか
確かに友達も居なければ学校に居ても楽しくないよな
家での様子や学校での様子を話し合った
学校に来れるようになるまで時々話し合いの場を設けて頂くようお願いした
すると、襖を隔てた隣の部屋から何か聴こえてきた
そっちを向いて耳を傾けようとすると
「まぁまぁ先生、焦らずに娘を頼みますよ」と父親に話し掛けられ話題に戻る
でもそれは徐々に大きく聴こえてきたのだ
「ハァハァハァ…」という誰かの吐息のようなもの
「気にしないで良いですよ」と言う父親に対する違和感
赤城は2階の部屋に居ると聞いた
降りてきた気配もない
犬か?とも思ったが「あぁっ…」とはっきり聴こえたからそうじゃないと確信した
「あの、他に誰か居らっしゃるのですか?」
聞かずにはいられなかった
間近で聴こえているから
すぐ隣で誰か苦しんでいるんじゃないかと心配にもなってきた
「まぁ、見ますか?」と立ち上がった父親が襖を開けて見せてくれたのは………

