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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

「うふふ・・・。ご主人様、下着を触ってご覧になりますか・・・。」 千勢はそう言って、両腕を上に挙げた。誠一は、少し戸惑いながらも、千勢の意図を察して、シュミーズの裾に両手を添え、上に引き上げて脱がせると、千勢はさらに、 「ここです。」 と言って、ブラゼアの胸の谷間にある小さなボタン二つを指差した。誠一が、言われるままにボタンを外すと前が開き、張りのある、大きなお椀を伏せたようなきれいな形の乳房が露(あら)わになった。薄茶色の小さな乳輪の中心にある、桜色の乳首を見て、誠一は強い勃起を感じた。
その時、誠一は、前週に「西片向陽館」に入った日、幸乃から<女中に対しては、思いやりさえあれば、あとは気持ちのまま自然に振舞えばいい>と言われたことや、その後には、実際に当番の良枝から、自然な流れで気持ちの通じ合う奉仕を受けたことを思い起こし、躊躇なく欲望のままに、目の前でズロースだけを着けて座る千勢の手を引き寄せ、強く抱き締めた。千勢が誠一の首に両腕を回し、唇を寄せてきたので、誠一は勢いをつけて舌を差し込んだ。舌の絡まる濃厚な口づけが続いた。

