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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

 「女性の洋装の下着を見るのは初めてだ。和装と随分と違うようだね。」

 「はい。和装ですと、襦袢の前身ごろと帯とで胸を締めますが、洋装では、上着の下に何もないと胸が揺れて形が決まりませんので、このブラゼアを着けます。それから、和装の下は腰巻だけですが、スカートは裾が広がりますので、身だしなみとしてズロースを履きます。その上から着ているのはシュミーズと言います。今の時期は厚手のものになります。」

 「本当に、私は知らないことばかりだ。こちらでよく見せてくれないか。」 誠一は、そう言って、掛け布団を押し上げると、敷布団の上で<あぐら>に座り直した。千勢は、片手で胸を隠し、もう一方の手でシュミーズの裾を押さえながら、誠一のすぐ前で、ちょこんと膝立ちで座った。そして、いつもの悪戯(いたずら)っぽい目で誠一の顔を見て、微笑みを浮かべた。
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