この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第106章 雨の庭
【雨の庭】

お洋服を買ってもらったあと、他にもいくつかお店を見て回った。
蒼人さんはアウトレットの防水ジャケットが気になったらしくて、いくつか試着する。

なんか、蒼人さんには貰ってばっかりだ・・・って思って、
それは私がプレゼントします、って言いたかったけど、
きっと蒼人さんは『今回は僕がプレゼントしたいんです』なんて言うんだろうなって思って・・・違う機会に何かお返しをしようと心に決めた。

結局、蒼人さんはジャケットを一着買って、荷物に紙袋が二つ増えることになる。
それは蒼人さんが持ってくれていた。

「本当は、ハルニレテラスまで足を伸ばして、そこで夕食をって思ってたんですけど・・・」
そう言って、空を見上げた。
少しだけ大きく息を吸う。

「うーん・・・早めにお宿に行ったほうがいいかもですね」

その蒼人さんの言葉で、私達は軽井沢駅に移動、
駅のロッカーに預けてあった荷物を取り出す。

蒼人さんは少し大きめのリュックを
私はスーツケースを

私のそれは、深い赤色とベージュのクラシックな感じの四角いバッグをキャリーで引くタイプのものだった。
これは、私のお母さんが使っていたもの、だそうだ。
/494ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ