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雨が好き
第106章 雨の庭
【雨の庭】
お洋服を買ってもらったあと、他にもいくつかお店を見て回った。
蒼人さんはアウトレットの防水ジャケットが気になったらしくて、いくつか試着する。
なんか、蒼人さんには貰ってばっかりだ・・・って思って、
それは私がプレゼントします、って言いたかったけど、
きっと蒼人さんは『今回は僕がプレゼントしたいんです』なんて言うんだろうなって思って・・・違う機会に何かお返しをしようと心に決めた。
結局、蒼人さんはジャケットを一着買って、荷物に紙袋が二つ増えることになる。
それは蒼人さんが持ってくれていた。
「本当は、ハルニレテラスまで足を伸ばして、そこで夕食をって思ってたんですけど・・・」
そう言って、空を見上げた。
少しだけ大きく息を吸う。
「うーん・・・早めにお宿に行ったほうがいいかもですね」
その蒼人さんの言葉で、私達は軽井沢駅に移動、
駅のロッカーに預けてあった荷物を取り出す。
蒼人さんは少し大きめのリュックを
私はスーツケースを
私のそれは、深い赤色とベージュのクラシックな感じの四角いバッグをキャリーで引くタイプのものだった。
これは、私のお母さんが使っていたもの、だそうだ。
お洋服を買ってもらったあと、他にもいくつかお店を見て回った。
蒼人さんはアウトレットの防水ジャケットが気になったらしくて、いくつか試着する。
なんか、蒼人さんには貰ってばっかりだ・・・って思って、
それは私がプレゼントします、って言いたかったけど、
きっと蒼人さんは『今回は僕がプレゼントしたいんです』なんて言うんだろうなって思って・・・違う機会に何かお返しをしようと心に決めた。
結局、蒼人さんはジャケットを一着買って、荷物に紙袋が二つ増えることになる。
それは蒼人さんが持ってくれていた。
「本当は、ハルニレテラスまで足を伸ばして、そこで夕食をって思ってたんですけど・・・」
そう言って、空を見上げた。
少しだけ大きく息を吸う。
「うーん・・・早めにお宿に行ったほうがいいかもですね」
その蒼人さんの言葉で、私達は軽井沢駅に移動、
駅のロッカーに預けてあった荷物を取り出す。
蒼人さんは少し大きめのリュックを
私はスーツケースを
私のそれは、深い赤色とベージュのクラシックな感じの四角いバッグをキャリーで引くタイプのものだった。
これは、私のお母さんが使っていたもの、だそうだ。

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