この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第102章 車窓
場所は、いつもの『カンパネラ』
アップルパイが美味しいそのお店に、相談したい事があると言って、来てもらったのだ。
『どうしたんです?』
耀さんが言う。私は少しもじもじとしてしまったが、そっと、言った。
ー蒼人さんと、旅行に・・・行くことに・・・
なった、と言い終わる前に、耀さんの顔がガバっと前のめりに迫ってきた。
『お・・・お泊り!!!』
『う・・・うん・・・』
ぎゅうっと目をつぶって、くぅう!!っと言うと、私の手を握ってブンブンと上下に。
あわわわ・・・お、おちついて、耀さん!
そんなところから始まった、二回目の恋愛相談。
私が聞きたかったのは、『女の子としてお泊りの時必要なもの』だった。
お洋服はどんなものがいいの?
お化粧品とか、どうしたら?
それから、それから・・・
本当は『男の子』の耀さんに聞くのはおかしいのかもしれないけど、
私にとっての貴重なアドバイザーだ。
現に、耀さんは、色々と教えてくれた
『一泊ですよね・・・Tシャツはあったほうが便利かも』
『これくらいの小さいポーチにいつも使ってるお化粧品を小分けにして』
『下着はいざというときのために1セット多めに』
そんな感じ。
アップルパイが美味しいそのお店に、相談したい事があると言って、来てもらったのだ。
『どうしたんです?』
耀さんが言う。私は少しもじもじとしてしまったが、そっと、言った。
ー蒼人さんと、旅行に・・・行くことに・・・
なった、と言い終わる前に、耀さんの顔がガバっと前のめりに迫ってきた。
『お・・・お泊り!!!』
『う・・・うん・・・』
ぎゅうっと目をつぶって、くぅう!!っと言うと、私の手を握ってブンブンと上下に。
あわわわ・・・お、おちついて、耀さん!
そんなところから始まった、二回目の恋愛相談。
私が聞きたかったのは、『女の子としてお泊りの時必要なもの』だった。
お洋服はどんなものがいいの?
お化粧品とか、どうしたら?
それから、それから・・・
本当は『男の子』の耀さんに聞くのはおかしいのかもしれないけど、
私にとっての貴重なアドバイザーだ。
現に、耀さんは、色々と教えてくれた
『一泊ですよね・・・Tシャツはあったほうが便利かも』
『これくらいの小さいポーチにいつも使ってるお化粧品を小分けにして』
『下着はいざというときのために1セット多めに』
そんな感じ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


