この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第90章 恋バナ

あまりにも耀さんの目がキラキラしてて、
『すごい、すごい』と連発されたせいかもしれない。
なんだか、いつもより私も舞い上がってしまって、
そして、つい、言ってしまった。
「そ・・・それで・・・一緒にチョコ食べたあと、キス・・・してもらっちゃった・・・」
小声だから、多分、お父さんには聞こえてないと思うけれど・・・。
キス、と言った瞬間、耀さんの動きがピタリと止まった。
5秒くらい
そして、
「きゃー!!すごい!素敵!ロマンチック!」
あ・・ああ!耀さん、耀さん、落ち着いて・・・
その後、少し小声にはなったけれど、
耀さんから、
どんなふうにですか?
どこで?何回くらい?
ぎゅってして!?
そんなふうにいっぱい聞かれてしまって、
恥ずかしいやら、なにやらで、大変だった。
ちらりと、厨房にいるお父さんの方を見ると、
お父さんが、大きく新聞を広げていたけれども、
気のせいか、その新聞のページは、さっきからめくられていない・・・
ような気がした。
『すごい、すごい』と連発されたせいかもしれない。
なんだか、いつもより私も舞い上がってしまって、
そして、つい、言ってしまった。
「そ・・・それで・・・一緒にチョコ食べたあと、キス・・・してもらっちゃった・・・」
小声だから、多分、お父さんには聞こえてないと思うけれど・・・。
キス、と言った瞬間、耀さんの動きがピタリと止まった。
5秒くらい
そして、
「きゃー!!すごい!素敵!ロマンチック!」
あ・・ああ!耀さん、耀さん、落ち着いて・・・
その後、少し小声にはなったけれど、
耀さんから、
どんなふうにですか?
どこで?何回くらい?
ぎゅってして!?
そんなふうにいっぱい聞かれてしまって、
恥ずかしいやら、なにやらで、大変だった。
ちらりと、厨房にいるお父さんの方を見ると、
お父さんが、大きく新聞を広げていたけれども、
気のせいか、その新聞のページは、さっきからめくられていない・・・
ような気がした。

