この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第1章 悪魔のサキュパスーミサー

「ココちゃん。だいじょうぶ?」
智樹は心配そうに心結の顔をのぞき込んだ。
「いたいよぉ……ともきくん……」
心結が小さく泣き声を漏らす。
智樹はポケットから小さなハンカチを取り出し、怪我をしている膝の血を拭いてあげた。
「大丈夫だよ。ココちゃん。痛いの痛いの飛んでけ~っ」
おまじないのように息を吹きかける智樹を、不思議そうに見つめる心結。
「本当に飛んでいくの?」と。
すると智樹は力強く頷いた。
「もちろんだよっ!!」
心結はその言葉に少し安心したのか、涙をぬぐいながら微笑んだ。
智樹はさらに、心結の顔をまっすぐ見つめて言う。
「俺、大きくなったらココちゃんを守ってあげたい」
心結はその言葉に驚いたように目を瞬かせた。
智樹の言葉は、戦隊ヒーローの受け売りなのだが……。
「本当に? 智樹くんずっと一緒にいてくれるの?」
「うんっ!!ココちゃんとずっと一緒にいるよ」
智樹はニコッと笑って、胸を張りながら続けた。
「 大きくなったら結婚しようね?」
その言葉に、心結は一瞬戸惑ったものの、次第に顔がほころんで、少し恥ずかしそうに頷いた。
「うん……よろしくお願いします」
二人は砂場に座ったまま、まるで大人のように約束を交わしていた。
小さな小指を絡めて。
智樹は心配そうに心結の顔をのぞき込んだ。
「いたいよぉ……ともきくん……」
心結が小さく泣き声を漏らす。
智樹はポケットから小さなハンカチを取り出し、怪我をしている膝の血を拭いてあげた。
「大丈夫だよ。ココちゃん。痛いの痛いの飛んでけ~っ」
おまじないのように息を吹きかける智樹を、不思議そうに見つめる心結。
「本当に飛んでいくの?」と。
すると智樹は力強く頷いた。
「もちろんだよっ!!」
心結はその言葉に少し安心したのか、涙をぬぐいながら微笑んだ。
智樹はさらに、心結の顔をまっすぐ見つめて言う。
「俺、大きくなったらココちゃんを守ってあげたい」
心結はその言葉に驚いたように目を瞬かせた。
智樹の言葉は、戦隊ヒーローの受け売りなのだが……。
「本当に? 智樹くんずっと一緒にいてくれるの?」
「うんっ!!ココちゃんとずっと一緒にいるよ」
智樹はニコッと笑って、胸を張りながら続けた。
「 大きくなったら結婚しようね?」
その言葉に、心結は一瞬戸惑ったものの、次第に顔がほころんで、少し恥ずかしそうに頷いた。
「うん……よろしくお願いします」
二人は砂場に座ったまま、まるで大人のように約束を交わしていた。
小さな小指を絡めて。

