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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第16章 心結の妄想の世界で…ー智樹ー
智樹の指がブラウスのボタンに触れるたびに、心結の胸の奥が、不安と期待で揺れる。

「ココ……大丈夫?」

やっぱり智樹は奥手で優しい。

そう思いながら、心結は小さく頷いた。

ブラウスのボタンが全て外れて、白くて華奢な肩と、白いキャミソールが見える。

白いキャミソールは、胸が微かに押し上げており、襟元から覗くと、胸の谷間が見え隠れしていた。

そのまま緊張した面持ちの智樹が、ゆっくりとキャミソールを捲っていく。

柔らかい素肌。
そして純白のブラジャーが露になっていき、智樹の視界に制服を乱した心結の姿が飛び込んで来た。

その視線に気付いた心結は胸元を軽く押さえて呟く。

「恥ずかしい……」

その声に、智樹は一瞬手を止める。

「無理しなくていいよ、ココが嫌なら……」

彼の優しい言葉に、心結の胸が締め付けられるような感覚に包まれた。

「嫌じゃないよ……でも、ちょっとだけ……怖い……このまま智樹くんが、いなくなっちゃいそうな気がして……」

微かな記憶の中に、エッチした後に捨てられる。という切ない感覚が、胸の奥に根付いている心結。

それを俯いたまま、ありのままの気持ちを話していく。

「ごめんね?なんか心の中で、嫌われたらどうしよう。捨てられたらどうしよう。って怖くなっちゃって……智樹くんは、そんなことをするはずないのに……」

すると強く抱き締めた智樹は、吐息混じりに耳元で囁いた。

「俺はココを傷つけたりしないよ……」

心結はその言葉を待っていたかのように微笑むと、そのまま、智樹は唇で耳への愛撫を繰り返していく。

ちゅっ……ぺろ……ぺろ……はむ……

「んぁ……んはぁ………はぁ……ん……」

うっとりとした表情を浮かべた心結は、そっと胸から手を下ろした。


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