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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第16章 心結の妄想の世界で…ー智樹ー
智樹の指先が心結の頬を軽く撫で、肩へと下りていく。

制服のブレザー越しに感じるその温かさに、心結の体がほんの少しだけ震えた。

「ココ……怖い……?」

「怖くないよ……智樹くんだから……」

智樹は微かに微笑むと、心結の髪をそっと撫で、額にも優しくキスを落とした。

「ありがとう。ココ……」

お互いの想いを確かめるように、また唇が重り合う。

今度は智樹の舌が心結の唇を舐め、ゆっくりと口内へと入ってくる。

心結もそっと舌を差し出して、智樹の舌の舌を絡めていく。

ちゅっ……れろ……んちゅ……ぴちゅっ……れろ……れろ……

その熱いディープキスに戸惑いながらも、心結は甘えるように智樹の背中に手を回した。

すると、智樹の手が心結の紺色のブレザーのボタンを外していく。

そのまま左右にブレザーを開くと、ブラウス越しの胸に、手がゆっくりと這い回った。

「……んんっ……」

思わず漏れた心結の小さな吐息に、智樹が一瞬動きを止める。

「大丈夫……?」

その間がもどかしくて、心結は自分から智樹の手を掴んで、そっと胸に置いた。

「うん……大丈夫……触っていいよ……」

彼女の言葉に、智樹の目が大きく見開かれる。

心結がそんな事を言うのか?と言わんばかりの驚きの表情に、心結は恥ずかしそうな笑顔を向けた。

「ふふっ。智樹くんの事、大好きだから……」


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