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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第15章 イメクラの講習ーサトル店長ー

中学2年生の頃ーーー
ある日の放課後の教室。
机に肘をついて、ぼんやりと窓の外を眺めている智樹。
その横には、宿題のノートを手に持って、心結が心配そうに覗き込んでいる。
「次の時間、数学だよ?宿題してきた?」
「宿題なんてやったって意味なくねぇか?」
「もう……先生に怒られるよ?」
心結が眉をひそめると、智樹は少し目を逸らして肩をすくめた。
「別に怒られるだけで済むなら、しない方が楽じゃんっ」
チラッと心結を見つめた後、ニヤリとした表情を見せた。
「……もし宿題をして、ココがキスをしてくれるなら、考えてもいいよ?」
好きな女の子をからかう。という思春期の男子あるあるだ。
女の子が怒って反論して来る姿が、構ってもらえて嬉しい。という思春期の男の遊びの一種だ。
その一言に、心結は顔を赤らめる。
「キ……キスなんて……!!な、なんでそんなこと言うのっ!?」
まだ子供だった心結は、キスに憧れを抱いている敏感な年頃。
真っ赤になって言い返す様子に、智樹は少し照れたように笑う。
「冗談だよ、冗談。好きなアイドルなら、キスしたいって思ったりするのか?」
「……えっ……あ……そんなこと思うわけないでしょーっ!!智樹くんのバカーーっ!!」
どことなく気まずい空気が流れた記憶を、心結は思い返していた。
そこでモニターの映像は終わった。
ある日の放課後の教室。
机に肘をついて、ぼんやりと窓の外を眺めている智樹。
その横には、宿題のノートを手に持って、心結が心配そうに覗き込んでいる。
「次の時間、数学だよ?宿題してきた?」
「宿題なんてやったって意味なくねぇか?」
「もう……先生に怒られるよ?」
心結が眉をひそめると、智樹は少し目を逸らして肩をすくめた。
「別に怒られるだけで済むなら、しない方が楽じゃんっ」
チラッと心結を見つめた後、ニヤリとした表情を見せた。
「……もし宿題をして、ココがキスをしてくれるなら、考えてもいいよ?」
好きな女の子をからかう。という思春期の男子あるあるだ。
女の子が怒って反論して来る姿が、構ってもらえて嬉しい。という思春期の男の遊びの一種だ。
その一言に、心結は顔を赤らめる。
「キ……キスなんて……!!な、なんでそんなこと言うのっ!?」
まだ子供だった心結は、キスに憧れを抱いている敏感な年頃。
真っ赤になって言い返す様子に、智樹は少し照れたように笑う。
「冗談だよ、冗談。好きなアイドルなら、キスしたいって思ったりするのか?」
「……えっ……あ……そんなこと思うわけないでしょーっ!!智樹くんのバカーーっ!!」
どことなく気まずい空気が流れた記憶を、心結は思い返していた。
そこでモニターの映像は終わった。

