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第15章 イメクラの講習ーサトル店長ー

シャワールームから出ると、また制服を着直す。

「引き出しに替えのパンツあるから、それを履いていいからね」

そう言われて、もう一度制服を着た。

心結は疑問に思い、サトル店長に聞いてみる。

「なんでまた脱ぐのに、もう一回制服を着るんですか？」

「これからが本番だからだよ？この店のお客さんは、ただ女子高生の格好をした可愛い子と、イチャイチャしたいわけじゃないんだ。

心結ちゃんがさっき言ってた、初恋の恋人だったり。
教師と女子生徒。先輩と後輩。みたいに役作りをして、
お客さんの青春時代を思い返すような遊びなんだよ。

だから心結ちゃんは、お客さんの思い出の女の子を、演じてあげてほしいんだ」

普通は簡単な打ち合わせ程度で、

先生と女子生徒ごっこ。

同級生ごっこ。

先輩と後輩ごっこ。

等をそれっぽく演じるのだが、強者だと、台本を一冊用意して挑む男もいるらしい。

「一応ここでのプレイ内容を伝えておくね？ここは、お客さんと二人きりの空間だから、暴力や心結ちゃんの中に入れるっての以外は、基本NGなしなんだ。
お客さんは、心結ちゃんが嫌がる部分を舐めてきたり、指をアソコに入れて乱暴に掻き回したりするかもしれないけど、断っちゃダメなんだ。」

心結の顔がみるみるうちに青ざめていく。

なんとなくはネットで読んで、イメージしてきたが、やっぱりいざとなると恐怖心が、胸に刻まれる。

「わかりました……。じゃあ初恋の相手ってことで、お願いします……」