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天狐あやかし秘譚
第93章 【第18話:菊理媛】先用後利(せんようこうり)
☆☆☆
ナイトガウンを身に着けて、お肌の手入れも終わって、床に就く。
夜の11時30分

ぱちんと電気を消すと、青い闇が部屋を満たす。前はあまり気にしていなかったけれども、ここ最近、この暗闇が気になってしまう。

別に怖いわけではない。
なんとなく、物足りないというか、なにかあるべきものがないというか、そんな感じなのだ。

横になってそんな風にもんもんとしていると、思考が自然と日暮と、そして、その彼氏になったであろう御九里に及んでしまう。

今日も、早く帰ったのです。
クッキングの本を、お昼にはよく見ている・・・のです。

楽しそうに御九里の部屋で料理をしている姿
いっしょにご飯を食べている姿
そんな光景が次々に浮かんできてしまう。

想像は更に加速する。

ご飯を食べ終わって、キッチンに立っている日暮に御九里が後ろから抱きついてきて、日暮のおっぱいを後ろからゆっくりと揉み上げる。

『あん♡だめよ、牙城さん・・・まだ洗い物がっ・・・』

もうすっかり恋人モードで甘い感じでの名前呼び。言葉ではいやいやって言っても、その実すごく蕩けた嬉しそうな顔をしちゃって。洗い物で手が離せないままに、顔だけ少し無理な態勢で振り返ると、そのぷるんとした可愛らしい唇を、待ってましたとばかりに御九里が吸ってきて。

『あっ♡』

舌が絡み合い、クチュクチュといやらしい音が響く。もちろん、日暮の脳の中にはもっと大きな音で響き渡っていることだろう。その音で興奮しちゃって、あそこがジュンと湿り気を帯びてきてしまう。

我慢できなくなった日暮は、濡れた手をエプロンで拭って御九里の方を向いて、その首に手を回して、今度は自分から御九里の唇に熱い口づけをする。

『あ・・・っ、ちゅぶ・・・っちゅ・・・くちゅ・・・』

唾液と唾液が混ざり合う淫靡な音。御九里のちんぽはギンギンに勃起して、日暮のお腹を圧迫しちゃって。それを意識して更に高まってしまった日暮が、左手を御九里の首に回したまま、右手はゆっくりと彼の身体をなぞるようにおりてきて、そのたくましいちんぽを服の上から確かめるようになぞっていく。
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