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天狐あやかし秘譚
第88章 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
そして、下の方に伸びた手の動きも相応に激しくなっていってしまう。
いつしか、日暮は、部屋着のアンダーを脱ぎ、ショーツも脱ぎ捨てて、ぬるぬるになってしまっているアソコをいじりはじめていた。
「あ・・・ん♡・・・あん・・・牙城さん・・・お願い・・・お願い・・・」
お願い、と言いながら、何をどうしてほしいのか、その具体的なイメージは湧いてはいなかった。ただ、身体の奥が切なくて、物足りなくて仕方がないのだった。
「あ・・・足りない、足りないよぉ・・・もっと・・・あ・・・くぅ・・・」
左手の指の腹でクリトリスをくりくりと撫で、右手の指は陰裂を割り、中の浅いところをくすぐる。クチュクチュといやらしい水音が彼女の耳までも届いていた。
うっ・・・くぅあっ・・・はあん♡
びくん!と体を震わせる。しかし、その程度は軽く、全く物足りない。
こんないやらしいことしたことないのに・・・わ、私の身体、どうなっちゃってるの・・・
すごく・・・切ない・・・切ないよぉ・・・
でも、でも、これ以上・・・どうすればいいの!?
悲しいかな、日暮の知識には指入れオナニーも、器具を使おうという発想もなかった。あの夜に前も後ろも徹底的に開発されてしまった身体は、クリトリスを弄るだけのオナニーではとてもじゃないけれども満足しなかったのである。
も・・・もう・・・
助けてぇ・・・
ニャア・・・
そんな日暮の様子をデスク前の椅子に丸くなった黒猫があくびをしながら眺めていた。この黒猫は、実は猫ではなく、彼女の使役する式神『猫神』なのである。通常、式神というのは実体が薄く、普通の人には目に見えないものである。そんな中、日暮の『猫神』はかなり強い実体があり、その性質は猫のそれとほぼ同じである。
要は、モフれるし、可愛いのだ。
と、いうわけで日暮は、一人暮らしの寂しさから、用もないのに、こうして式神を勧請して側においておくことが常だった。
その猫神が耳をピンと立ててベッドの上で悶える日暮に目を向けた。
どうやら日暮の『助けて』という言葉に反応したようだった。
ゆっくりと顔を上げ、ぴょんと椅子から降りる。
一体、我が主は何をしているんだ?・・・そんな風に思っている様子だ。
いつしか、日暮は、部屋着のアンダーを脱ぎ、ショーツも脱ぎ捨てて、ぬるぬるになってしまっているアソコをいじりはじめていた。
「あ・・・ん♡・・・あん・・・牙城さん・・・お願い・・・お願い・・・」
お願い、と言いながら、何をどうしてほしいのか、その具体的なイメージは湧いてはいなかった。ただ、身体の奥が切なくて、物足りなくて仕方がないのだった。
「あ・・・足りない、足りないよぉ・・・もっと・・・あ・・・くぅ・・・」
左手の指の腹でクリトリスをくりくりと撫で、右手の指は陰裂を割り、中の浅いところをくすぐる。クチュクチュといやらしい水音が彼女の耳までも届いていた。
うっ・・・くぅあっ・・・はあん♡
びくん!と体を震わせる。しかし、その程度は軽く、全く物足りない。
こんないやらしいことしたことないのに・・・わ、私の身体、どうなっちゃってるの・・・
すごく・・・切ない・・・切ないよぉ・・・
でも、でも、これ以上・・・どうすればいいの!?
悲しいかな、日暮の知識には指入れオナニーも、器具を使おうという発想もなかった。あの夜に前も後ろも徹底的に開発されてしまった身体は、クリトリスを弄るだけのオナニーではとてもじゃないけれども満足しなかったのである。
も・・・もう・・・
助けてぇ・・・
ニャア・・・
そんな日暮の様子をデスク前の椅子に丸くなった黒猫があくびをしながら眺めていた。この黒猫は、実は猫ではなく、彼女の使役する式神『猫神』なのである。通常、式神というのは実体が薄く、普通の人には目に見えないものである。そんな中、日暮の『猫神』はかなり強い実体があり、その性質は猫のそれとほぼ同じである。
要は、モフれるし、可愛いのだ。
と、いうわけで日暮は、一人暮らしの寂しさから、用もないのに、こうして式神を勧請して側においておくことが常だった。
その猫神が耳をピンと立ててベッドの上で悶える日暮に目を向けた。
どうやら日暮の『助けて』という言葉に反応したようだった。
ゆっくりと顔を上げ、ぴょんと椅子から降りる。
一体、我が主は何をしているんだ?・・・そんな風に思っている様子だ。

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