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天狐あやかし秘譚
第88章 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
「ああ・・・っ!私の・・・ナイト様・・・!!」

思い出して、枕を抱きしめ、また悶えてしまう。記憶に妄想がなだれ込む。物語は脳内で暴走し、ますます美しく織り上げられていく。次第にそれは、官能の湿り気を帯び、更に甘く、甘くなっていく。

◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯
ああ・・・そうよ、ここは、御九里さんのお部屋の寝室(注:見たことがないので妄想でカバー♡)

私は、彼の力強い腕に組み敷かれ、そのお顔が、これまでにないくらい近くにあるの。吐息が掛かりそうなほどの距離で見つめられて、私の瞳はあなたの視線で貫かれる・・・

心臓は張り裂けそうにドキドキとして、頭はふわふわってなっていって、
私は何も言えなくって、黙ってただただあなたのことを見つめ返している。

指が自然と絡み合い
視線が交わって、溶け合っていく

『・・・美澄・・・』

あなたはみんなの前では決して見せないような真剣な表情をしている。そして、いつもと違う、低く優しい声が、私の耳朶を打つ。

身体の芯まで響くようなその声に、私はうっとりしてしまう・・・

『み・・・御九里さん・・・』

ドキドキしすぎて、緊張して、私はこれだけしか言えない。
ゆっくりとあなたの顔が近づいてくる。自然と私の目は閉じていく・・・そして、そっと触れ合う、二人の唇。

甘い、甘い、キス・・・
私はあなたに手を回して、そのたくましい背中を抱き寄せる。

お願い・・・もっと・・・もっと・・・近くに

長いキスの後、唇を離し、見つめ合う

ああ・・・そんな目で見つめられたら、私・・・私・・・蕩けてしまいそうよ・・・
◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯ー◯

そんな想像をしていると、それだけで、アソコがジュンとしてくる。すすすっと手がお股のところに滑り込んでいき、ショーツの上から、割れ目をスリスリし始めていた。

「あん♡」

自分の指が送り込んでくる、甘い刺激に、小さく声が出てしまう。
ああ、私・・・一体、どうしちゃったんだろう?こんなこと、しちゃうなんて・・・
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