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第45章 翌、日曜日の桃と先生４

「佳祐くん！❤起きて！❤」

「うっ・・・」

「佳祐くん！❤起きて！❤ヤバいよ！❤起きて！❤早く！❤」

「うん・・・えっ！えっ！い、いま、何時なの・・・」

「佳祐くん！❤早く服着て、ここで待ってて！❤」

「う、うん・・・」

桃は、帰宅しているはずの家族の様子を見に、そーっと１階に下りていった・・・

『えっ？電気、ついてない・・・なんで・・・』

そう、夜９時近い時間になっていたが、桃以外家族はだれも家にはいなかった・・・

桃は不思議に思いながらも、佳祐を玄関に連れて行った・・・

「佳祐くん❤気を付けて帰ってね❤」

「うん、じゃあ、また明日学校でね！」

「うん❤」

２人は別れを惜しむようにキスを交わし、佳祐は帰路についた・・・

そして、遅い時間に一人きりなった桃は、リビングのソファーで横になり家族の帰宅を待った・・・