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第12章 第12章 由香
此れから登る朝の光が山の稜線を浮かび上がらせ
真っ暗だった空に色を付け、由香は忠に抱かれた体で
目を開け、薄明りに浮かぶ寝息を立てている忠を見て
腕に頭を乗せ目を閉じて、昨夜の事を思い出していた

・・・・ 夢 ・・・・・

寝返りを打ち下半身の気怠さが、夢で無い事を
教えて来る、隣を見ると長い髪が肩に掛かる
綾乃の姿が、白い肌の綾乃が伏せて、白い蛍光灯の
明かりの下で忠の抽送に喘ぎを上げていた姿を思い浮かべ
忠の目の前で、英明の足を大きく開いた足で股間に
英明の物が体の中に、膣を抽送する赤黑い物を
忠の見開いた眼が嫉妬を浮かべ、由香の股間を
凝視されたまま 英明の肉棒の抽送に喘いでいた
膣を犯される快感、忠の凝視する嫉妬の目、
肉棒に愛液が絡み前後する度に股間から出る水音
白く成った頭の中で、膣からの快感と忠の視線が
頭の中を狂わせ、高い喘ぎ声とエクスタシー

・・・・ 夢よね ・・・・
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