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第33章 『決戦は土曜日に…第二部』

遊亀美月は、
慰謝料は遊亀正樹・森園美海の
双方に要求はするが３人の子供の
養育費は要らないので
伊藤陽斗に対して今後成人するまで
養育費の支払いをするように求めた。

遊亀正樹の両親は…高階社長と
遊亀の会社の社長、そして
遊亀美月にずっと頭を下げていて。

前の…浮気の時に息子には
何度も話をしたのに…行きわたらず
我々の落ち度がありましたと謝罪していて。

卯月弁護士からは過去の浮気の時に
作成した誓約書があり当人も
それに合意をしてサインをしているので、
その誓約書の通りに美月に対して
慰謝料を支払い離婚をして貰う説明を
遊亀の両親と正樹に対して行った。

森園には一旦別室に移動して貰って
入れ替わりで部屋に入って来たのは
遊亀正樹の浮気相手で
こちらもお子さんが托卵で
実子じゃなかった狩野美香の夫と
当の托卵妻の狩野美香。

そして狩野夫が用意した弁護士の
高坂弁護士の３人で。

こちらの狩野さんのご夫婦は
ここに来る前に…
夫婦間での話し合いを済ませて
この場に来てくれたみたいで。

ご主人が奥さんに促すと
床の上に額を擦り付けて
土下座しながら謝罪をしていて。