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第33章 『決戦は土曜日に…第二部』

伊藤陽斗に関しては、すでにＤＮＡの
鑑定結果が出ており、伊藤雄介との
親子関係が否定される結果があるので、
森園が調停の段階で否定したとしても
その場の裁判で証拠が揃い過ぎているので
判決が覆ることは難しいと説明し。
調停での合意をするようにと勧める。

伊藤雄介からは、長男である陽斗は
森園と遊亀正樹の間の
不貞の子と言う事になり。その子供を
実子として育てさせられた事等の
精神的な苦痛を与えられたとして
森園美海と遊亀正樹に対しての
慰謝料の請求を行う意向を伝えて。

森園が弁護士を立てて争い合う
意向があるならこちらもそれに応じるが
森園が有責である以上裁判をしても
森園が有利になる結果にはならないので
オススメに続けた。

伊藤からは離婚が成立するまでの
別居を言い渡されて、陽斗を連れて
お前は今すぐ実家に戻れ…言われ…。

森園が…ふらふらと…部屋から
出て行こうとしていたのを
秋山が引き留めてまだ終わりでは
ありません…のでと。その場に
森園を引き留めて移動して行く。