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全部、夏のせい
第17章 甘い一夜の夢

「レオン?
どうしたの?」
レオンは私にしがみつくように泣いてしまうから、
私は更に困惑してしまって、
お母さんのようにレオンを抱き締めて背中や髪を撫でて、
落ち着くのを待ってみた。
暫くして、
「ごめん」と小さな声で言うレオンの瞼にそっとキスをした。
「嬉しくて」
「えっ?」
「本当に、ずっと心の中に思い描いていた最愛のヒトが、
目の前にいるってことが、
奇跡みたいで…」
「やだ。
レオン、大袈裟だわ?
私なんて…」
レオンは情熱的なキスをする。
「夢じゃないよね?
眠って、朝、起きたら、
マーサが消えてたりなんて、ないよね?」と言って、
何度も何度もキスを繰り返す。
そして、
「マーサはまだ…、
亡くなった夫のことが忘れられないの?
そんなに、愛していたの?」と囁く。
「勿論よ?
初めて愛したヒトだったの。
彼しか、居なかったし、
急に亡くなったから…」
「お願い。
僕のこと、観て?
今だけでも…。
マーサ、愛してる。
心から愛してる」と言って、
レオンはそっと私のワンピースを脱がせていった。
下着姿をアラムじゃない男性に晒すのは初めてで、
おまけに息子と同じ年齢の若い男の子に観られると考えると、
恥ずかし過ぎて、これ以上は無理だと思ってしまう。
どうしたの?」
レオンは私にしがみつくように泣いてしまうから、
私は更に困惑してしまって、
お母さんのようにレオンを抱き締めて背中や髪を撫でて、
落ち着くのを待ってみた。
暫くして、
「ごめん」と小さな声で言うレオンの瞼にそっとキスをした。
「嬉しくて」
「えっ?」
「本当に、ずっと心の中に思い描いていた最愛のヒトが、
目の前にいるってことが、
奇跡みたいで…」
「やだ。
レオン、大袈裟だわ?
私なんて…」
レオンは情熱的なキスをする。
「夢じゃないよね?
眠って、朝、起きたら、
マーサが消えてたりなんて、ないよね?」と言って、
何度も何度もキスを繰り返す。
そして、
「マーサはまだ…、
亡くなった夫のことが忘れられないの?
そんなに、愛していたの?」と囁く。
「勿論よ?
初めて愛したヒトだったの。
彼しか、居なかったし、
急に亡くなったから…」
「お願い。
僕のこと、観て?
今だけでも…。
マーサ、愛してる。
心から愛してる」と言って、
レオンはそっと私のワンピースを脱がせていった。
下着姿をアラムじゃない男性に晒すのは初めてで、
おまけに息子と同じ年齢の若い男の子に観られると考えると、
恥ずかし過ぎて、これ以上は無理だと思ってしまう。

