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礼節の交わり
第1章  
水上の男の物は大きくなっていた。
太く長い。
ただ、それは水平より幾分下を向き、真っ直ぐと伸びていた。
小夜子は男の物を見るたびに思う。
あれほどの大きさの物が、いつもはどのような形で、下着の中に納まっているのだろうか、と……。
普段の水上の服装の上からは、うかがい知ることは出来なかった。
考えてみれば、小夜子が目にするときの男の物は、いつも大きく、身体の前に突き出て、その存在を誇示していた。
平常時の男の物をみた記憶がない。
おかしなものだと思う。
それが女として正常な生き方なのかどうかさえ、わからなかった。
ただ水上のいつも見るものは、若い者のように天を突くほどには上向きではないということだ。
硬さも、若い者なら、根元から先まで全体が芯の塊であるが、水上のそれは、分厚い柔らかい肉での塊のような感触だった。
水上は、その大きく伸びた肉の塊の先端の方を握り、小夜子の肉の割れ目に押し当てた。
何度か先端を縦に擦る。
一度その動きを止め、小夜子を見た。
小夜子は小さくうなずいた。
「では、小夜子さん、失礼いたします……」
水上はそう言ったあとに、先端をゆっっくり押し込んできた。
女の淵が広がる。
やはり、若干の痛みを伴った。
先端はぬるりと入った。
そこで一度止まった。
くびれの後に続く、太い肉の棒が入口で閊(つか)えたのだ。
硬さが十分であれば、そのまま入口を無理に押し開き、進んで来れるのだが、水上のは柔らかく、そのままでは小夜子の小さな秘口の肉圧に抗うことは出来なかった。
しかし、水上はなおも押し込んだ。
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