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濡れた砂漠の村
第1章 その村への旅
安い便を見つけた私は、昔にふと図書館で読んだ、ある乾燥地帯の村を訪ねることにした。空港から安いバスで二十時間。とくに予定のない私には、問題はない。そこでは昔からの土着の宗教と、他国の侵入者の信仰とが混ざり合い、他にはない文化が創り上げられたという。民俗学的な本だったか。どことなくミステリアスで、センシュアルな雰囲気が文字から伝わるものだった。その村の十字架を崩したようなシンボルは角がはなく、それぞれの端の部分が丸く膨れ上がっていて、そして赤っぽい色合いだ。村の人々はその十字架を、「腫れたもの」と呼び、崇拝している。
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