パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 新しい　夫婦生活

車は高速から　一般道へ　景色が変わり
道の両側に　畑が広がり隼人は　サービスエリアを
出た後、陽子の手を握ったまま無言で
ナビに従い車を走らせ続けた

ナビに従う車は　坂道を上る、両側を竹林に
囲まれた坂道を登り切ると、そこに大きな駐車場が
車を止め、宿の従業員だろうか　法被を着た男が
近寄り、

「　お名前は？　」

「　山上です　」

隼人が答え　男は二つのカバンを抱え　
入口へと向かう後ろを、隼人に腕を
絡めた二人は宿へと向かった

「　此方に　ご記入を　」

フロントに立つ隼人に、係が宿泊者の名前を
記入する様求めて来る、隼人は慣れた手つきで
住所、電話番号と記入し　山上隼人、妻、陽子と
記入し　鍵が渡され係の後ろを付き
部屋へと案内された　荷物が入り口に置かれ
係が退席して　陽子は部屋の中央のテーブルの
前に座り、テーブルの上のお茶のセットを
取り出し　お茶を入れ前に座る隼人に差し出した

「　有難う　」

隼人がサービスエリアを出て、初めて口を開いた

「　怒ってる？　」