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想い人
第9章 【続】第四章・一周年の想い人
「そろそろ予約したピザのお店方面に歩き始めようか」

おやつの時間を少し過ぎた頃、買ってもらったクレープを食べ終えた私に透也が言った。


「うん、ピザたくさん食べようね」

「クレープ食べたばっかで食べれるの?」

「歩いてればお腹空くもん」

予約の時間までにはまだあるけれど、透也とあちこち見ながら歩いているとあっという間だもんね。

ベンチから立ち上がり、ピザのお店の方へと足を向ける。


─────と、

「……げっ」

片山珠姫…蕾さんの後釜の受付嬢が、同年代の男の人と歩いているところにでくわした。


「あら」

こちらに気付いた片山さんは、男の人と組んでいた手を解く。

それが普通なのかもしれないけど、牽制のためにも、私は更にキツく透也の腕に抱き着いた。


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