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想い人
第9章 【続】第四章・一周年の想い人

「美空! みーく!」
ユサユサと少し強めに身体を揺さぶられ、ハッとして目を開いた。
最後列のど真ん中。
隣には透也。
その腕にしがみ付いた私。
(……電気が消えた後から記憶がない‼︎ )
見上げれば、天井の電気は煌々と点いている。
満席に近かった館内も、ほとんどの人が退席した後だった。
「あわわっ…ごめんっ‼︎ 」
夜中まで掛かったカップケーキ作り。
更には、朝から透也に心も身体も満たされて…
寝不足のせいで、映画の最初から最後まで爆睡っ‼︎
観たい映画だったのに…
透也と過ごす一周年記念なのに…
私のバカ‼︎
ユサユサと少し強めに身体を揺さぶられ、ハッとして目を開いた。
最後列のど真ん中。
隣には透也。
その腕にしがみ付いた私。
(……電気が消えた後から記憶がない‼︎ )
見上げれば、天井の電気は煌々と点いている。
満席に近かった館内も、ほとんどの人が退席した後だった。
「あわわっ…ごめんっ‼︎ 」
夜中まで掛かったカップケーキ作り。
更には、朝から透也に心も身体も満たされて…
寝不足のせいで、映画の最初から最後まで爆睡っ‼︎
観たい映画だったのに…
透也と過ごす一周年記念なのに…
私のバカ‼︎

