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想い人
第9章 【続】第四章・一周年の想い人

シャワーを浴びて戻れば、キッチンから美味しそうな香りが漂ってきた。
「わぁっ、透也特製炒飯⁈ 」
一人暮らしの長い透也の得意料理である炒飯。
驚くほど美味しいの‼︎
一緒に作ったり、手伝ったりしてもこの味にはならない……なんでかなぁ?
おかわりまでしながら、早めの昼食を済ませ、映画館へと向かった。
ずっと気になってた映画!
彩華先輩は「泣ける! 美空なら大号泣だよ」って言ってたけど、どうなんだろ…ドキドキする。
満席に近い館内で、最後列のど真ん中。
私にとっては最高のポジションだわぁ。
隣に座る透也の腕に抱き着きながら座る。
イケメン俳優さんが登場したってときめかないよ。
隣にいる透也の方が絶対カッコイイもん!
ギューッと絡ませた透也の腕に顔を埋める。
透也の匂い、安心する……。
電気が消えて、映画が始まる。
確かに、始まった……筈………。
「わぁっ、透也特製炒飯⁈ 」
一人暮らしの長い透也の得意料理である炒飯。
驚くほど美味しいの‼︎
一緒に作ったり、手伝ったりしてもこの味にはならない……なんでかなぁ?
おかわりまでしながら、早めの昼食を済ませ、映画館へと向かった。
ずっと気になってた映画!
彩華先輩は「泣ける! 美空なら大号泣だよ」って言ってたけど、どうなんだろ…ドキドキする。
満席に近い館内で、最後列のど真ん中。
私にとっては最高のポジションだわぁ。
隣に座る透也の腕に抱き着きながら座る。
イケメン俳優さんが登場したってときめかないよ。
隣にいる透也の方が絶対カッコイイもん!
ギューッと絡ませた透也の腕に顔を埋める。
透也の匂い、安心する……。
電気が消えて、映画が始まる。
確かに、始まった……筈………。

