この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ一緒に居たいだけ
第14章 嵐のような一夜
「2人で話すの、久し振りだね?」と、
慎吾さんが言う。


「あのさ。
やっぱりダメなの?
俺、美波さんのこと、好きだよ。
会えない時もずっと考えてた」と言って、
私の手をギュッと握った。


「…ルカさん…」


「えっ?」


私は慎吾さんの顔を見て、
「ルカさんに、ジュリさんをたぶらかさないでって言われたの」と、
はっきりした声で言った。


「オバサンのくせにって…」


「そんなこと…」


「それにね。
ルカさん、ジュリさんのこと、好きだって。
コドモも出来てるかもしれないから、
邪魔しないでって言われた」


「はっ?
ちょっと待って?」


「コドモが出来るようなこと、
したんでしょ?」


「…酔ってたし…」


「アンジェラさんなんて、
もうコドモ、産めないじゃないって言われたのよ?」


悔しさではないけど、
哀しくて涙が出てしまう。


「別に子供なんて欲しくないよ?
美波さんが…」


「ルカさんにコドモ、出来てたらどうするの?」

「そんな、一回くらいじゃ…」

「そんなことないわ?
私、一回で渉さん、授かったもの」

「えっ?」

「それを、お酒のせいにするの?」

「でも、ホントに酔ってて、
覚えてないし」

「でも、ルカさん、本気だったよ?
3回って。
ゴムをつけないで、3回したって言ってた」と言って、

「さ。
お部屋に帰って?
私、もうゲームもしないし。
私達は親族になる。
それで良いでしょう?」と言って立ち上がって、
部屋の灯りをつけた。


ノロノロと立ち上がった慎吾さんが、
私の首の辺りを見て固まる。


そして、突然抱き締めて私をベッドに押し倒して噛み付くようなキスをした。
/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ