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ただ一緒に居たいだけ
第14章 嵐のような一夜

「大切にしたいのに、
一緒に居れないと思うと抱きたくなって…。
こんなに性欲、強かったかな?
もう枯れてると思ったのに…」と言いながら、
腰を動かす健吾さんにしがみつきながら声を上げてしまう。
「キスして?」と強請りながら、
私も自分で腰を振ってしまっている。
キスで声を抑えて貰いながら、
花芽も擦られて気持ち良さにナカまで震わせてしまう。
「ダメだ。
もう出るよ?
ああ…。
美波さん、愛してる」と言うと一気に腰を動かしてから引き抜くと、
ドクドクとお腹や胸に熱い飛沫を飛ばす。
「んっ。
母さん?何?
えっ?薬?
大丈夫だよ。
さっき、飲んだでしょう?」と、
携帯を拾って慌てて電話に出る健吾さんを見ながら、
そっと浴室に行ってシャワーで流してから、
もう一度部屋着を身につける。
「お部屋に戻って差し上げて?
もう出るの?
お見送りするわね?」と言って、
名残惜しそうにキスをする健吾さんに、
私からもキスをした。
駐車場までのんびり送って行くと、
「あら?
恵子さん?
久し振りね?
ご旅行に出てたのかしら?」と私の顔を見て言う。
…健吾さんの奥様と混同してるのかなと思った。
「母さん、恵子じゃないよ?
美波さんだよ?」と言うと、
少し混乱した顔をする。
「良いのよ?」と健吾さんに小さい声で言って、
「お母様、気をつけてお帰りくださいね?」と手を握り締めた。
「あら?
恵子さんも一緒に帰るのよね?」と言って、
握った手を離そうとしない。
「お荷物、置いて来てしまったから、
後で追い掛けますね?
健吾さん、運転、気をつけて?」と言うと、
少し済まなそうな顔で頷いた。
健吾さんのお母様は、
見えなくなるまでいつまでも車から手を振ってくれていた。
私はぼんやり車を見送った。
日が短くなっていて、
一気に暗くなって、肌寒くなってきていた。
私は少し震えながら、
大きなストールを掛け直した。
一緒に居れないと思うと抱きたくなって…。
こんなに性欲、強かったかな?
もう枯れてると思ったのに…」と言いながら、
腰を動かす健吾さんにしがみつきながら声を上げてしまう。
「キスして?」と強請りながら、
私も自分で腰を振ってしまっている。
キスで声を抑えて貰いながら、
花芽も擦られて気持ち良さにナカまで震わせてしまう。
「ダメだ。
もう出るよ?
ああ…。
美波さん、愛してる」と言うと一気に腰を動かしてから引き抜くと、
ドクドクとお腹や胸に熱い飛沫を飛ばす。
「んっ。
母さん?何?
えっ?薬?
大丈夫だよ。
さっき、飲んだでしょう?」と、
携帯を拾って慌てて電話に出る健吾さんを見ながら、
そっと浴室に行ってシャワーで流してから、
もう一度部屋着を身につける。
「お部屋に戻って差し上げて?
もう出るの?
お見送りするわね?」と言って、
名残惜しそうにキスをする健吾さんに、
私からもキスをした。
駐車場までのんびり送って行くと、
「あら?
恵子さん?
久し振りね?
ご旅行に出てたのかしら?」と私の顔を見て言う。
…健吾さんの奥様と混同してるのかなと思った。
「母さん、恵子じゃないよ?
美波さんだよ?」と言うと、
少し混乱した顔をする。
「良いのよ?」と健吾さんに小さい声で言って、
「お母様、気をつけてお帰りくださいね?」と手を握り締めた。
「あら?
恵子さんも一緒に帰るのよね?」と言って、
握った手を離そうとしない。
「お荷物、置いて来てしまったから、
後で追い掛けますね?
健吾さん、運転、気をつけて?」と言うと、
少し済まなそうな顔で頷いた。
健吾さんのお母様は、
見えなくなるまでいつまでも車から手を振ってくれていた。
私はぼんやり車を見送った。
日が短くなっていて、
一気に暗くなって、肌寒くなってきていた。
私は少し震えながら、
大きなストールを掛け直した。

