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ただ一緒に居たいだけ
第13章 甘い夜
少し肌寒くなって目が覚めると、
健吾さんがブランケットを引っ張り上げて私をフワリと包み込みながら抱き寄せてくれる。

まだ、外は薄暗いようだった。

見上げると、
健吾さんが片目を開けながらキスしてくれる。


「おはよう。
なんか、心地良く怠いな」と囁くので、
恥ずかしくて胸に顔を埋めてしまう。


「美波さん、顔、見せて?
おはようのキスして?」と言うので、
見上げて頬にキスをすると、

「唇にして?」と言われてしまう。


手の平で私の頬を包むようにすると、
優しくキスしてくれる。


「んっ…ふぅ…」

声が漏れてしまいながら、
角度を変えてキスをしていると、
幸せ過ぎて涙が出てしまう。


「えっ?
あれ?
美波さん、どうしたの?
痛い?」と、
両脚の間にそっと手を当てるので、

「違うの。
幸せだなって思って…」と言うと、
涙をペロリと舐めてくれて、

「幸せなのはこっちだよ。
なんか、これからも頑張ろうかなって思えた」と言って、
瞼にキスをした。


「もう、帰らないといけない?
仕事、休めない?
午前中だけとかは?」と言うので、

「あら!
健吾さんの方がお休みなんて出来ないんじゃない?」と笑うと、

「そんなこと、ないよ?
美波さんは?」
と言う?


「んー。
突然の体調不良なら、
お仕事、休んでも仕方ないですよね?」と笑うと、

「ホントに?
じゃあ、俺もズル休み、しちゃおうかな?」と嬉しそうに言う。


「もう少し、
ゆっくりしてようか?
二度寝しても良い?
腕枕させて?
昨夜はなんか、気絶するように寝ちゃったから」
と言って、
腕枕をしながら、額にキスをしてくれた。
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