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ただ一緒に居たいだけ
第12章 お別れの筈なのに
部屋に入って携帯の電源を入れる。


慎吾さんからの留守電とLINEが入っている。


新幹線の時間、判らないけど、顔が見たいから、
家に行っても良い?


とあった。


私は、
「わざわざ、ありがとう。
今日は食欲ないし、もう寝ますね。
明日、スープ、温めていただきます。
おやすみなさい」と打ち込んだ。


少しして、
「もう、寝ちゃったかな?
家についたよ。
元気なくて、心配だった。
明日、会えないかな?
おやすみ」と返信が来たけど、
そのまま返信出来なくて、
ヘンテコなスタンプを押した。


健吾さんからも着信があったようなので、
電話をしてみる。


「無事に家に着いたかな?」とのんびりした口調で話すのを聴いていると、
余計に眠たくなるような気がして、
そう言うと笑われてしまう。


「早く寝て?
明日、電話しても?
いや、迷惑かな?」と言うので、

「迷惑じゃないけど、
出れないこともありますよ?」と言うと、
黙り込んでしまった。


「昼間は食材、買い出しに行ったりしてるから。
夜なら電話、大丈夫ですよ?」と笑うと、
少しホッとしたような声で、

「じゃあ、おやすみなさい」と言ってくれた。
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