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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第20章 婬乱塾
「どうぞ。入ってくれ。」

「はい。お邪魔します。」

狩野は硬い表情の弥生を見て、そのままリビングへ案内し、座らせる。自分はキッチンに立ち、コーヒーを用意し始める。弥生は物珍しそうにキョロキョロする。

「珍しいか?男の部屋が?彼氏の部屋には行ったんだろ?」

「あっ…。いえ…。彼はまだ実家にいて…。来春から一人暮らしするつもりで…。」

「ほう?じゃあ、一人暮らしの男の部屋は初めてか?」

「は、はい…。そうです…。」

弥生の前に出来上がったコーヒーをコトリと置き、弥生の顔を覗き込むようにして狩野が言う。

「そうか…。この前から弥生の初めてをもらってばかりだな。嬉しいよ。」

「あっ…。そ、そんなこと…。わ、私の初めてなんて…。」

顔を真っ赤にして俯く弥生。狩野はキッチンから丸椅子を持ち出し、ソファに座る弥生の正面にテーブルを挟んで座る。

「で…?何か話したいことがあるのか?」

「えっ!?あ、あの…。いや…。わ、私…。」

「そんな思い詰めた表情をしてるんだ。何か話したいことがあるなんてすぐわかるさ。一応、講師してるしな。それで?」

「あっ、えっと…。あのう…。や、やっぱり先生とは…。い、いけないと思うんです。先生とあんなことするのは…!」

「あんなこととは?」

「あぅ…。あの…。それは…。あんなことって言うのは…。」

「俺とSEXするのはいけないことだと…。嫌だと言いたいのか?」

狩野がズバリと直球で聞く。

「いやっ…。あっ…、あのう…。嫌じゃないんですけど…。まだ私…学生で…。先生とするのは…いけないことだと思って…。」

「なるほど…。俺が嫌いなわけではないと…?先生と学生の関係だから良くないと?」

「は、はい…。そうです…。だから…今日はそれだけ伝えて帰ろうと思って…。」

「なるほどな。しかし、それだけ言って帰るつもりなら、何でそんな荷物持ってるんだ?そのバッグには俺を喜ばせるための服が入ってるんだろ?」

「あっ…!?い、いや…これは…。」

「困ったな…。まだ優等生ぶって素直になれないとは…。この前はとても素直になれたのにな。こんな風に。」

狩野がテーブルに置いてあったリモコンを手に取り出し、テレビをつける。

「…?」

疑問の表情を浮かべる弥生の前にテレビが起動し、映像が写し出される。

「なっ!?こ、これはっ!?」
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