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私の家庭教師はAV男優
第117章 (過去5)
2人と別れ、りのは地面をキョロキョロと見渡しながらさっきまでいたコンビニの前に戻った。

「ないなぁ。やっぱ車に落としたのかな?お気にだったのに」

りのはしばらくコンビニの前で立ち尽くしていた。

修司は車を止めて

「ここでいいか?」

秋葉はシートベルトを外して

「ありがとう」

「アイマスクは持ったか?」

「そうだった。ちょっと待ってくれ」

秋葉は一旦車を降り、後部座席のスライドドアを開けた。

後部座席からアイマスクを取ると

「おい。ピアスが席にあるぞ」

修司は運転席から後ろを見る。

「ああ。さっきの3人の誰かのだな。ただ、健斗がキスした子は確実にピアスをしていたよ。片方の耳に髪をかけていたからピアスが見えていた。たぶん、その子のだ」

「連絡先は聞いてないんだろ?」  

「中学生だからな」

修司は苦笑する。

「キスの思い出として持っとけよ」

「いらねぇよ」

「そうか?じゃあ、捨てておくよ」

秋葉はピアスをつまんだ。

修司は笑い

「そのまま持って行けよ。どこかで出会った時に返せばいいじゃん」

「顔は見てないって言ってるだろ」

「じゃあ、そのピアスを片方だけ付けてる子を見かけたら、その子がピアスの持ち主だよ」

「片方だけで付けないだろ?」

「ははっ。確かに。まあ、とりあえず持っていけよ。あとは煮るやり焼くなりご自由に」

秋葉は後部座席のドアを閉めた。

車が発進する。

秋葉は手を広げ、手のひらに乗っているスイカのピアスを見つめた。
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