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第7章 羞恥水族館

「奈緒が声を出さなきゃ大丈夫」

智輝は奈緒にキスをしながら我慢を促す。

「あっ……意地悪ぅ……」

薄暗い照明が奈緒の気を大きくさせる。
普段は人前でキスをするのは躊躇うが、自ら舌を智輝の口に挿入した。

「なんだ？　ずいぶん興奮してるんだな？」
「だって……こんなことされたら……」

いじけた声を出して更に舌を絡める。
智輝もその舌を吸い付き、高ぶる奈緒を煽ってきた。

「じゃあ行くぞ」
「……はい」

もっとキスをしていたかった奈緒だったが、ご主人様の命令には従わねばならない。
ぐっしょりと濡れた下着が気持ち悪かったが急いで智輝のあとをついていく。