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第3章 イケメン登場

「私はこっちに座るから、みくちゃんは西崎君の隣ね」

互いに照れているみくと西崎の様子に小さく頷き、夫人が北条の隣に腰をおろす。

でも……。

「ほら、みくちゃんも早く座って！」

ためらっているみくを夫人が促す。

突っ立っている訳にもいかず、みくも西崎の隣に座る。

「失礼します」と声をかけ、スケスケベビードールの自分の姿を気にしながら、少し離れて座る。