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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 65 5年前、あれから…(51)

「はぁ、はぁ、じゃあ、二本目を…」
 さすがのわたしには一本指では物足りなさを感じてしまう。
 だが、経験の浅い女子にはまずは一本ずつからなのだ。

 いきなり二本指はダメなのだ、まずは一本指から…

 そしてわたしのリクエストで、ゆっくりと二本目の中指が挿入っていた。
 そして膣の中が満たされていく。

「はぁん、ま、まずは一本からだからね」

「はぁ…」
 和哉は曖昧気味な返事をしてくるのだ。

 和哉にしてみれば
 何を今更言っているんだろう…
 と、思っているのだと感じてきていた。
 
 だが、肝心のわたしが感じて昂ぶってしまい、なぜ今更こんなことを云っているのか、を説明できないでいたのである。

 だから、せめて

 こうして教えてるんだ…
 
 という、ギリギリの態度と、思いを声にしていたのである。

 もはや、30代の熟女になりつつあるわたしの感度は、こんなちょっとした愛撫にもこうしてすぐに昂ぶりを感じてしまうのであった。

 だが、これから先、和哉が恋愛をするであろう未来の彼女が必ずしもこうした熟女並みの経験と感度を持っているとは限らない、いや、普通に考えたらあり得ないのである。
 ほぼ高確率で未熟な、殆ど経験のない彼女の筈なのだ。

 だから、優しい、順序立てた、思いやりのある愛撫を教え、いや、導きたいのである。

 いきなり舐めないように…

 いきなり指三本を挿入れないように…

 そしていきなりストッキングを愛でないように…
 ちゃんと導かなくちゃいけないのだ。


 ニュプ、ニュチャ、ニュププ…

「あっ、ううん…はぁぁ…」
 二本指の密着感に膣の肉が快感に震えてくる。

「はぁ、ね、ねぇ、上を、上を弄って…」
 膣内の上がわたしは感じるのだ。
 そして和哉は中で二本指を動かし、指の腹で膣の上側をグリグリと刺激してきた。

「はぁうん、あぁん…」

 ニュプ、ニュチャ、ニュププ…

 その指の快感に激しく身悶えしてしまう

「あっ、そんなっ、っくぅ…」
 なんと和哉は二本指で中を刺激しながら、クリトリスを舐めてきたのである。

 わたしはこの愛撫には瞬く間に感じてしまい、子宮が激しく疼き、絶頂感が込み上げてきてしまっていた…





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