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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5 美冴
89 二つの負の感情
私は…
目覚め、ビールを一気に飲み干した美冴の目を見て…
心が大きく揺らいでしまった。
おそらく美冴は、この冷えたビールを飲み干したことにより、さっきまでの異常なくらいの昂ぶりの興奮から一気に冷め、醒めたみたい…
そう、感じられたから。
そして、その目を見て、ゾクリとしてしまう…
また同時に…
『罪悪感』と『焦燥感』という、二つの大きな負の感情が湧き、心を波立たせてきた。
そんな想いに、心が一気に飲み込まれてしまい…
『最悪でひどい夜だわ…』
という美冴の呟きの言葉のウラから、これからのリアルな重さを実感してしまい…
「あ、い、いや、そ、それは……」
と、情けなないくらいに狼狽えてしまったのである。
すると、突然…
「そんな覚悟がないんなら、悪さなんてしなければ良かったのにっ」
と、苛立ちの言葉を吐いてきたのだ。
「あ、い、いや……」
モロにみっともなさを突かれ、更に慌て、口ごもり、全てを見透かされてしまうと恐れ、目を伏せてしまう…
「はぁぁ…」
いや、もう簡単に見透かされてしまったようで、そんな苛立ちのため息を漏らしてきた。
そして、キッと睨み付け…
「もっと、開き直りなさいよっ」
突然、声を荒げ、そう言ってきた。
「えっ、あ…」
『悪さなんて…』
悪さ…
そして、その言葉が心に引っ掛かる。
軽いようで軽くはない言葉…
だが美冴は敢えて、そう言ってきたみたい。
「それをまったくさぁ…
ホントにみっともない…」
「ぅ………」
だが、返すコトバがなかった。
私は思わずうつむき、指先の吸いかけのタバコの火をジッと見つめる。
ジリ…
タバコからゆらゆらと紫煙が昇り、焼ける小さな音が鳴った。
私は…
目覚め、ビールを一気に飲み干した美冴の目を見て…
心が大きく揺らいでしまった。
おそらく美冴は、この冷えたビールを飲み干したことにより、さっきまでの異常なくらいの昂ぶりの興奮から一気に冷め、醒めたみたい…
そう、感じられたから。
そして、その目を見て、ゾクリとしてしまう…
また同時に…
『罪悪感』と『焦燥感』という、二つの大きな負の感情が湧き、心を波立たせてきた。
そんな想いに、心が一気に飲み込まれてしまい…
『最悪でひどい夜だわ…』
という美冴の呟きの言葉のウラから、これからのリアルな重さを実感してしまい…
「あ、い、いや、そ、それは……」
と、情けなないくらいに狼狽えてしまったのである。
すると、突然…
「そんな覚悟がないんなら、悪さなんてしなければ良かったのにっ」
と、苛立ちの言葉を吐いてきたのだ。
「あ、い、いや……」
モロにみっともなさを突かれ、更に慌て、口ごもり、全てを見透かされてしまうと恐れ、目を伏せてしまう…
「はぁぁ…」
いや、もう簡単に見透かされてしまったようで、そんな苛立ちのため息を漏らしてきた。
そして、キッと睨み付け…
「もっと、開き直りなさいよっ」
突然、声を荒げ、そう言ってきた。
「えっ、あ…」
『悪さなんて…』
悪さ…
そして、その言葉が心に引っ掛かる。
軽いようで軽くはない言葉…
だが美冴は敢えて、そう言ってきたみたい。
「それをまったくさぁ…
ホントにみっともない…」
「ぅ………」
だが、返すコトバがなかった。
私は思わずうつむき、指先の吸いかけのタバコの火をジッと見つめる。
ジリ…
タバコからゆらゆらと紫煙が昇り、焼ける小さな音が鳴った。

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