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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 228 ビアンな昼(1)

 わたしも既にぐしょぐしょに濡れていた…

「あんっ、んんっ」

 わたしは指先をパンティーのマチの隙間から忍ばせていく…
 と、ゆかりはビクッとカラダを震わせてくる。

 おそらく…

 まだ、昨夜の、いや、一昨夜からの禁断のビアンの快感の余韻が続いているのだ。

 だって…

 わたしもそうだから…

 そして、その快感は、既に一触即発までに昂ぶっていて…

「はあっ、やっ、っんくぅぅ…」

 指先をぐちゅぐちゅになっているヒダの上部の一番敏感な、あのクリトリスの頭に僅かに触れただけで…

 ゆかりは…

 イッて、絶頂を迎えてしまったのである。

「あぁん、やっ、あぁぁ…」

 そしてブルブルとカラダを震わせ、脱力し、果てていく…

 ビアンの快感は、より深く、長く、強い…

 マンションのドアを開けて、まだ、僅かに五分と経ていない。


「はぁぁぁ、はぁ、はぁ…」

 するとゆかりは頭を上げて、涙目くらいに瞳を濡らし、わたしを見つめてくる…

 その濡れた瞳は、欲情の目…

 そして、今度は…

 わたしを…

 みさえの番よ…

 と、語り掛けてきていた。


「はぁ、はぁ、はぁぁ、ね、ねぇ…」
 ゆかりはなんとか両手を床に着け、そして…
「向こう、ベッドに行きましょうよ…」
 と、言ってくる。

「う、うん…」
 お互い、なんとか立ち上がり、手を握り合いながら、もつれ合うようにベッドへと倒れ込む。

 そしてすかさずゆかりが上になり…

「愛してる…」

 濡れた欲情の瞳で見つめながら、そう囁いてきた。

「あ…ん…」

 わたしも…と、応える間もなくゆかりの唇により塞がれてしまい、舌を貪ってくる。

「は…ん…」

 ズキズキと、痛いくらいに疼きが昂ぶっていた…
 



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