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トパーズ
第21章 新しいステージ

30歳の誕生日を一足早く岳人さんが9月に迎えて、
その後、私の誕生日になった。
「今年はこれ」と言って、
鍵を渡された。
「えっと…これは?」と訊くと、
私をガレージに連れていった。
車の隣にピカピカのバイクが停めてあった。
「えっ?」
「もう、出産しないよね?
だから、やっとこれ、プレゼント出来るかなって。
高校の時、バイクに乗りたいって言ってたでしょ?
だから、グローブから始めて、ヘルメットとブーツとプレゼントしてきてたけど…
その後、出産したりで、危ないかなって、
アクセサリーとかを渡してたんだよね。
流石にカイザーで出産になったし、
4人授かったから、
もう出産しないよね?
だったら、のんびりバイクに乗れるかなって…」
「…岳人さん…!
嬉しいけど、無理。
私、免許はなんとか取ったけど、もう10年以上乗ってないのよ?
しかも、こんなに大きなバイクなんて!」
「じゃあさ、
僕の後ろに乗ってくれる?
お天気が良い時前提で、
安全運転するから!」
「えっ?
免許は?」
「車の免許取った時に、
一緒に必死で取ったよ?
時々練習してたしね?」と言いながら、
カバーを外して古い大きなバイクを見せてくれた。
お父様の乗っていた同じメーカーのバイクだと言っていた。
「私ね、ベスパのカラフルなスクーターに乗る予定だったのよ?
ハーレーダビットソンなんて、
似合う気がしないもん」と笑うと、
「日本じゃ馬には乗れないから、
馬の代わりに僕の後ろに乗って貰うね?」と言って笑った。
「やっぱりヤダ!
私、運転してみる。
練習して、2人でツーリングしたいな?」
「そうだね?
麻衣子さんは後ろに乗るより、
自分で運転するのが似合いそうだ」
春、暖かくなったらツーリングに行く!という目標を立てて、
病院内の駐車場とかで練習して、
日曜日には近場だけ2人でツーリングするようになった。
その後、私の誕生日になった。
「今年はこれ」と言って、
鍵を渡された。
「えっと…これは?」と訊くと、
私をガレージに連れていった。
車の隣にピカピカのバイクが停めてあった。
「えっ?」
「もう、出産しないよね?
だから、やっとこれ、プレゼント出来るかなって。
高校の時、バイクに乗りたいって言ってたでしょ?
だから、グローブから始めて、ヘルメットとブーツとプレゼントしてきてたけど…
その後、出産したりで、危ないかなって、
アクセサリーとかを渡してたんだよね。
流石にカイザーで出産になったし、
4人授かったから、
もう出産しないよね?
だったら、のんびりバイクに乗れるかなって…」
「…岳人さん…!
嬉しいけど、無理。
私、免許はなんとか取ったけど、もう10年以上乗ってないのよ?
しかも、こんなに大きなバイクなんて!」
「じゃあさ、
僕の後ろに乗ってくれる?
お天気が良い時前提で、
安全運転するから!」
「えっ?
免許は?」
「車の免許取った時に、
一緒に必死で取ったよ?
時々練習してたしね?」と言いながら、
カバーを外して古い大きなバイクを見せてくれた。
お父様の乗っていた同じメーカーのバイクだと言っていた。
「私ね、ベスパのカラフルなスクーターに乗る予定だったのよ?
ハーレーダビットソンなんて、
似合う気がしないもん」と笑うと、
「日本じゃ馬には乗れないから、
馬の代わりに僕の後ろに乗って貰うね?」と言って笑った。
「やっぱりヤダ!
私、運転してみる。
練習して、2人でツーリングしたいな?」
「そうだね?
麻衣子さんは後ろに乗るより、
自分で運転するのが似合いそうだ」
春、暖かくなったらツーリングに行く!という目標を立てて、
病院内の駐車場とかで練習して、
日曜日には近場だけ2人でツーリングするようになった。

