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トパーズ
第21章 新しいステージ

「山本先生?
お久し振りです」
「部屋がないの?
良かったら、僕の部屋に泊まる?
ツインルームだから」と柔らかい口調で言う山本先生は、
少し歳は取って落ち着いているけど、
当時と変わっていなかった。
「今日は何処も空いてないんでしょう?」と言うと、
フロントに名前を言ってキーを受け取ると、
「2人で宿泊するから、
アメニティ、持ってきてくれるかな?」と言って、
カードで決済をして、
宿泊カードに私の名前を、旧姓で書いた。
私のキャリーバッグを持ってくれて、
2人でエレベーターに乗り、
最上階にある部屋に入った。
少しすると、ホテルのスタッフがタオルやアメニティを持ってきてくれたようで、
先生が受け取ってくれる。
「疲れているみたいだから、先にお風呂、どうぞ」と言って、
パソコンを開いて仕事を始めてくれた。
私は頭を下げて、
シャワーを浴びてから、
もう一度同じ服を着て出た。
「着替えなかったの?
髪の毛、乾かさないのも昔と変わらないね?
乾かしてあげようか?」と言うので、
「そのうち乾くから、
大丈夫です」と言うと、
「僕もシャワー浴びてくるよ」と言って、パソコンをパタンと閉じた。
私は少し横になって…と思ったら、
すっかり眠ってしまっていた。
徹夜明けだったこともあって、
眠さの極地だったんだろう。
ふと、目を覚ますと、
先生が私の寝顔を見ていて、
目が合ってしまった。
お久し振りです」
「部屋がないの?
良かったら、僕の部屋に泊まる?
ツインルームだから」と柔らかい口調で言う山本先生は、
少し歳は取って落ち着いているけど、
当時と変わっていなかった。
「今日は何処も空いてないんでしょう?」と言うと、
フロントに名前を言ってキーを受け取ると、
「2人で宿泊するから、
アメニティ、持ってきてくれるかな?」と言って、
カードで決済をして、
宿泊カードに私の名前を、旧姓で書いた。
私のキャリーバッグを持ってくれて、
2人でエレベーターに乗り、
最上階にある部屋に入った。
少しすると、ホテルのスタッフがタオルやアメニティを持ってきてくれたようで、
先生が受け取ってくれる。
「疲れているみたいだから、先にお風呂、どうぞ」と言って、
パソコンを開いて仕事を始めてくれた。
私は頭を下げて、
シャワーを浴びてから、
もう一度同じ服を着て出た。
「着替えなかったの?
髪の毛、乾かさないのも昔と変わらないね?
乾かしてあげようか?」と言うので、
「そのうち乾くから、
大丈夫です」と言うと、
「僕もシャワー浴びてくるよ」と言って、パソコンをパタンと閉じた。
私は少し横になって…と思ったら、
すっかり眠ってしまっていた。
徹夜明けだったこともあって、
眠さの極地だったんだろう。
ふと、目を覚ますと、
先生が私の寝顔を見ていて、
目が合ってしまった。

