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トパーズ
第21章 新しいステージ
「麻衣子さんもゴルフ、やってみたいんだって?」と夜、帰宅したお祖父様が嬉しそうに言うので、
「運動音痴なんですけど、大丈夫ですか?
やってみたいっていうより、
岳人さんやお祖父様と一緒に過ごしたくて…」と答えると、
更に嬉しそうな顔をする。


「ゴルフなんて、男同士の付き合いで、
ある意味、出世の為のツールかなと思ってたけど、
一緒に過ごす為だなんて言って貰えると、
楽しくなるな」と笑う。


それで、ひとまず、最初は基本をキチンと習った方が良いからということになって、
日曜日にゴルフレッスンに行くことになった。



仕事も順調で、
3人目も夏休み期間に上手く合わせて出産した。

またもや男の子だったけど、
とにかく、子供を授かることが出来ることと、
子育てに手厚い身内のサポートがあることに感謝していた。

そして、短い育休の後、
時短勤務で仕事に復帰した。


長男とは8歳、次男とは6歳離れてしまったけど、
上の2人は自分達の弟、
というより子分が出来た感じで物凄く可愛がってくれていた。


上の2人は岳人さんが通っていた男子校の小学校に仲良く通学していた。
時子さんとお母様が送り迎えをしてくれていた。

お母様は子育てをもう一度してくれている感じで、
とても穏やかで楽しそうだった。


育休明けの流石に手術に立ち会う体力がない期間は、
指導教授の論文のお手伝いなどをさせて貰っていた。

ここで、語学力がとても役に立って、
翻訳でも通訳でも良い仕事が出来るということで、
周りにも一目置かれるようになった。


そして、岳人さんも、
少しずつ大きな外科手術などの助手で入れるようになっていった。


2人とも、
「いつでも病院の勤務医で入れるのに」とお祖母様には言われていたけど、

「若いうちは、外で修行した方が良いだろう」と、お父様やお祖父様には言われていた。


そして、お父様方のお身内が何人か同じ大学病院に居ることもあって、
周りからはとても好意的な目で見られていたし、
「贔屓されてる」という状況ではあったけど、
あまり気にはならなかった。


それより、そのうち仕事で注目されるようになりたいという気持ちで、
2人とも勤務していた。
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