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トパーズ
第15章 社会復帰
その日の夜は、
あまりの話の進み具合に驚きながら、
キスだけして話をたくさんしようと言ってくれた。

半分は、痛いだろうと気遣ってくれてたんだろう。


「私、大丈夫かな?」

「なんで?」

「母は再婚したけど、
こないだまでシングルマザーの家で…、
新しいお父さん、バツイチのフランス人だし。
身内はどちらかと言えば文系ばかりだし、
ほら、あの…山本先生の時、
岳人さんの病院で処置して貰ったし、
純一さんと付き合ってたし…」

「何言ってるの?
僕が麻衣子さんのこと大好きで、
麻衣子さんも同じなら、
それで充分でしょ?
シングルマザーって…。
女手一つで子供を育て上げた立派なお母様じゃない?
別に親戚と結婚する訳じゃないし、
山本先生の件は、犯罪に巻き込まれたようなもので、
そんなのうちの父も判った上で、麻衣子さんのこと、
とても大切に思ってるよ?
黒田先生のことだって、全て折り込み済み。
他に何か心配なこと、ある?」

「お母様、私のこと、嫌いかも…」

「僕のことだって、忘れてるんだから。
それに、その指輪、
指に嵌めてハグしたんだよ?
多分、麻衣子さんのことは好きだと思うし、
残念ながら僕と同じで知らない人ってことになっても、
それは仕方ないよ。
僕と一緒になってくれるんでしょ?
僕と麻衣子さんの2人が、
きちんと判りあってれば、良いでしょ?」

私は頷いた。

「麻衣子さんのご両親に挨拶して、
うちは両親揃っては無理だから、父と祖父母に会って貰って、
婚約して、
結婚式挙げて、
子供をいつ作るか決める」

額にキスしてくれるので、

「やだ。
唇にして?」と、
いつもように強請ると、

「襲いそうになるから今日はダメ」と笑う。

「襲ってくれてもいいのに」と言うと、
「ピルもまだ貰ってないし、
コンドームもないから…
方針も決めてないでしょ?」と、
頬にキスをする。


「多分、今夜が明日に生理来るから、
大丈夫なはず!!」と唇にキスをすると、

「んー。
じゃあ、念の為に、外に出すよ?
それなら…」と言って、
濃厚なキスを返してくれる。


私は自分で部屋着をたくし上げると、
山田くんのTシャツを脱がせて、
上に乗って耳と首筋にキスをしていった。
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