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第15章 6.0 度目

「ごぶっ!! ま"っ、ぶふっ!!」

「苦しいか? 苦しいよなぁ!? 全部、お前が悪いんだぞ。俺を…ほとぎをこけにした罰だ…これでも足りない位だろう? こいつもくれてやる」

「うむっ!? うむぅうぅっ!!」

　窒息感ばかりに気を取られていた私に突如、股座から脳天にかけて電気ショックの如くビリッとした快感が突き抜ける。視点を先生の鼠径部から動かすことができないが、視覚に頼らずとも先生が足の指で、私の淫らに熟しきった秘所をなぞり、びっしょりと濡れた股布を僅かにずらすと、果実を食む芋虫の様に膜を捲り上げて侵入してくるのを感じ取る。

　まるで甘露を美味し美味しと堪能する舌の様に、大きく太い親指で一層一層の隅まで巧みに舐めとっていき、ぼんやりと暗転していく視界を快楽刺激で無理矢理叩き起こしていく。フィジカルな快感だけでなく壊れてしまいそうな被虐心の陵辱に、私は早くも先生より先に一際大きいオーガズムを迎えてしまう。