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小夜
第6章 あめにぬれて(承前)
お兄さまの怒りにも似た欲望が
小夜を激しく打ち続けるなか
小夜は泣きながら 悲鳴をあげながら
声にならない声で
言葉にならない言葉で
お兄さまに 懇願していました


お兄さま
お願い お願いです

どうか優しくしてください

小夜を 恋人と 花嫁というなら
はじめて結ばれるこのいとなみを

愛に包まれたものにしてください

そうしてくれたら 小夜は 小夜は
お兄さまにすべてを捧げます



激しく体を揺すりながら
それでもお兄さまは 小夜の懇願を
涙の中に見出したのでしょう

お兄さまの動きが止まり お兄さまの手が
小夜の頬に当てられました


ああ
慰めを 赦しをもらえると 小夜の心がやわらいだ瞬間

お兄さまの手は小夜の頬を
力任せに叩きました
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