この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
小夜
第4章 くるしみ
……小夜はようやくここまで書き終えました。
途中で何度も手が止まり、そのたびお兄さまに叱られ、責められながら、小夜はつらい思い出を書きました。

お兄さまは、小夜の背中から小夜の乳房をつかんで、小夜の書くところを見ていました。
小夜が日記を書き続ける長いあいだ、小夜の乳房はずっとお兄さまの手の中で揉まれていました。


……小夜が書き終えても、お兄さまは小夜から離れないままでした。
お兄さまは、両手で小夜の乳首を摘みあげながら「これで終わりかい?」と聞いてきました。

「初めて飲んだ精液の味が書いてないよ? 」
「美味しかったかい? それとも不味かったの?」

小夜の乳房と乳首が、強く、強く握られました。

「正直に答えるんだ、小夜……!」


……小夜の悲鳴は、覆いかぶさってきたお兄さまの唇にふさがれました。
お兄さまは、小夜の乳房をギリギリと握りしめながら、小夜の舌を、唇を、深く、深く吸いました。





お兄さまは 小夜を どこまでも どこまでも





気が遠くなるほど吸いつくされながら、小夜は必死に考えました。
お兄さまの望む答えはどちらなのか。

奴隷の媚びてほめたたえる言葉か、
生贄の苦しみ嘆く呻きか。

お兄さまの望む言葉を言わなければ、小夜はまた、残酷に引き裂かれる……


……ようやくお兄さまの舌から解放されて、小夜は涙をこぼしながら言いました。

「……苦しかったです。小夜は苦しかったです」
/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ