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小夜
第4章 くるしみ

……小夜はようやくここまで書き終えました。
途中で何度も手が止まり、そのたびお兄さまに叱られ、責められながら、小夜はつらい思い出を書きました。
お兄さまは、小夜の背中から小夜の乳房をつかんで、小夜の書くところを見ていました。
小夜が日記を書き続ける長いあいだ、小夜の乳房はずっとお兄さまの手の中で揉まれていました。
……小夜が書き終えても、お兄さまは小夜から離れないままでした。
お兄さまは、両手で小夜の乳首を摘みあげながら「これで終わりかい?」と聞いてきました。
「初めて飲んだ精液の味が書いてないよ? 」
「美味しかったかい? それとも不味かったの?」
小夜の乳房と乳首が、強く、強く握られました。
「正直に答えるんだ、小夜……!」
……小夜の悲鳴は、覆いかぶさってきたお兄さまの唇にふさがれました。
お兄さまは、小夜の乳房をギリギリと握りしめながら、小夜の舌を、唇を、深く、深く吸いました。
お兄さまは 小夜を どこまでも どこまでも
気が遠くなるほど吸いつくされながら、小夜は必死に考えました。
お兄さまの望む答えはどちらなのか。
奴隷の媚びてほめたたえる言葉か、
生贄の苦しみ嘆く呻きか。
お兄さまの望む言葉を言わなければ、小夜はまた、残酷に引き裂かれる……
……ようやくお兄さまの舌から解放されて、小夜は涙をこぼしながら言いました。
「……苦しかったです。小夜は苦しかったです」
途中で何度も手が止まり、そのたびお兄さまに叱られ、責められながら、小夜はつらい思い出を書きました。
お兄さまは、小夜の背中から小夜の乳房をつかんで、小夜の書くところを見ていました。
小夜が日記を書き続ける長いあいだ、小夜の乳房はずっとお兄さまの手の中で揉まれていました。
……小夜が書き終えても、お兄さまは小夜から離れないままでした。
お兄さまは、両手で小夜の乳首を摘みあげながら「これで終わりかい?」と聞いてきました。
「初めて飲んだ精液の味が書いてないよ? 」
「美味しかったかい? それとも不味かったの?」
小夜の乳房と乳首が、強く、強く握られました。
「正直に答えるんだ、小夜……!」
……小夜の悲鳴は、覆いかぶさってきたお兄さまの唇にふさがれました。
お兄さまは、小夜の乳房をギリギリと握りしめながら、小夜の舌を、唇を、深く、深く吸いました。
お兄さまは 小夜を どこまでも どこまでも
気が遠くなるほど吸いつくされながら、小夜は必死に考えました。
お兄さまの望む答えはどちらなのか。
奴隷の媚びてほめたたえる言葉か、
生贄の苦しみ嘆く呻きか。
お兄さまの望む言葉を言わなければ、小夜はまた、残酷に引き裂かれる……
……ようやくお兄さまの舌から解放されて、小夜は涙をこぼしながら言いました。
「……苦しかったです。小夜は苦しかったです」

