この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
小夜
第3章 おののく
軽く触れあうだけのキスを、小夜は幾度か繰り返しました。
舌も唇も絡まない、こんな戯れのようなキスで、お兄さまが満足しないのは判っていましたが、小夜にはこれ以上は無理でした。

触れあう以上のことをしない小夜に、お兄さまは言いました。

「これが小夜の愛なのかい?」

お兄さまの手が小夜の乳首をつまみ、強い力でねじりました。
小夜の乳首に鋭い痛みが走り、思わず声が出てしまいました。

「もっと激しく求めるんだ。小夜は大人のキスを知ってるだろう?」

そしてお兄さまは脅すように、小夜の乳房を手で押さえました。
少しでも力を入れたら激痛が走る、ギリギリのところで……。


……小夜はおずおずと、お兄さまの唇を小夜の唇で咬みました。
唇の質感がわかるように軽く吸い、音を立てて繰り返しました。

お兄さまが小夜の唇をむさぼるときの動きを、小夜は懸命に真似しました。
愛しくて欲しくてたまらない、情熱的な恋人のように、小夜はお兄さまの唇を吸っていました。
/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ