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美女の身影
第24章 危険な誘惑(1)
佑奈「はあ・・・気持ちよかったぁ・・・」


濡れ髪をタオルで押さえながら、浴衣姿の佑奈が戻って来た。
細身のスレンダーな体型に浴衣が本当に似合っていた。
黒井はその姿に見惚れてしまいそうになる。


黒井「良かったよね」
 

佑奈「すごく良かったです。髪乾かしてきますね」


ニコリと笑ってそう言うと佑奈は洗面の方へと消えていった。
程なくしてドライヤーの音が聞こえてくる。


ブロォォォ・・・・


黒井は心を落ち着かせるべく深呼吸した。
風呂上がりのナチュラルな彼女の姿があまりにも輝いていて、黒井は一瞬、息の仕方を忘れそうになった。


メイクがなくなって多少は雰囲気が変わるが、その美貌はそのままだった。
透き通るような肌に、綺麗な二重瞼、長い睫毛。
その辺の女がいくら化粧で盛っても到達できないほど、佑奈のパーツは整っていた。


10分くらい経ってから佑奈が洗面室から戻って来た。


濡れていた髪の毛は綺麗にブローされてサラサラの髪質のストレートヘアに戻っている。


佑奈はふうと一息つきながら黒井の対面に座った。


佑奈「なんか不思議ですね・・・」


黒井「ん?」


佑奈「黒井さんと旅館に来てます・・・笑」


黒井「確かに。まだ実感が湧いてないよ」


佑奈「あの、色々とありがとうございました。運転とか予約とか」


黒井「いえいえ、佑奈さんが楽しんでくれてるか心配・・・笑」


佑奈「楽しいです。あ、旅費・・・半分お支払いするので費用教えてください」


黒井「え、いいよいいよ。代金はこっちで払うから」


佑奈「でも申し訳ないです。こんな高級な旅館・・・」


黒井「佑奈さんが楽しんでくれさえすればそれでいいから」


佑奈「・・・でも、何かせめてお礼とか・・・」


黒井「お、お礼・・・?」


佑奈「その・・・何か私ができそうな事があれば・・・言ってください」


俯き気味で少し恥じらうような仕草をする佑奈を見て、黒井は鼓動が高鳴るのを感じていた。


黒井「で、できそうなこと・・・?」


佑奈「はい、言っていただければ・・・なんでもいいですよ・・・?」


自らの浴衣の胸元を綺麗な手のひらで掴んで、恥じらいを隠すかのように視線を横に逸らす佑奈の姿を見て黒井の体温は上昇した。
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