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お嬢様は幽霊執事にお困りのようです
第1章 1
 美鈴ちゃんが居なくなって改めて学校を見詰める。正直、不安が多い。ゾロゾロと入ってくる新入生たちは皆ちらちらと見慣れない髪色の私を見てから入っていく。

 髪――染め直した方がいいのかな? 本当に目立ってしまっている。

 溜息を深くついて校門をくぐるその時に――不意に風が吹いた。

 そしてその風に乗り、なんだか少しだけ、懐かしい香りがした。

 何だろう――。どこかで嗅いだことがあるような。でも、少し焦げ臭いような――。

「......?」

 気の所為......かな? そう思うほど微かなにおいだ。現に他の生徒は誰も怪訝な顔はしていない。

 なんだろう? 気の所為......だよね。実際もうにおいはしない。でも、それにしては――。少し気になるな。

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